龍と苺1
マンガ大賞受賞の「響〜小説家になる方法〜」(以下響)の柳本光晴さんの新作。
あれ?響はもうやっていないんだっけ?スペリオールで最近連載みたような?wikiで調べたら2019年で完結なようで妄想だったようだ。疲れている…疲れている…のが原因だ!
なお、個人的「響」の感想。大変暴力的な天才達が、色々あって文学界外からも注目されまくった話。でも成功してもあんま幸せそうじゃねえ。
そして、「龍と苺」の初回読んだ時の感想。あんまし天才と暴力と不幸せな感じは変わっていねえ…
今作は将棋作品。主人公の藍田苺は中学生の女の子。なお、初回登場時に同級生に椅子をぶつけています…。将棋はやったことない。ひょんなことで将棋を始めるけれど、天才だから勝ち進む。定跡知ったら更に勝ち進む。こちとらおっさんだから、少年誌的に(週刊少年サンデー連載)どこで負けるか?いつ悔しがるか?そこからの将棋の深みを感じるか?を楽しみにしていたけれど、ずーと勝つ。ずーと勝つ。ただ最後に澄野久摩(ハチワンダイバー)みたいな考えで指す人に大負け。
女性の描き方が嫌い。男尊女卑は現実問題そうなんだろうけれど、それに対する反抗心のみが(将棋の)強さになっている気がする。結局男に縛られていてる感じがして嫌。
関係ないけど、龍と苺の、龍ってなんだろう?(竜王戦の漢字違いの龍?)