コンビニ日々徒然

手持ちぶたさな時に発信。コンビニで売っている読みものとかとかとかとかとか

望郷太郎2

コールドスリープから覚めたおっさんの放浪記2巻。

今作も登場人物おっさんばかり。でもおっさんだからこそ考えてしまう空虚感、孤独感、喪失感、悲壮感(ぜんぶ寂しいの類語やん!)、他にもおっさんの知恵あったりで地味に面白い。

コールドスリープが約500年後なので、今にはない文化、発展途中の文化あったり、なかなか勉強になる。

望郷太郎(2) (モーニングコミックス)

望郷太郎(2) (モーニングコミックス)

 

 

血界戦線Back2Back 8

技名を叫んでから殴らないと死んでしまう血界戦線シリーズ最新刊

人類崩壊幇助器具・カプロス人蠱のお話。(難しい漢字多い…)
基本的な流れは(私の予測と国勢調べ)、カプロス人蠱を悪人に渡さないために①翻弄する②一旦悪い人に渡って人類滅亡危機③今まで出てきた人達の応援(敵側も含めて)④なんとか解決

んで今作は、ざっくり③の話、だから大変楽しい。人類滅亡はヘルサレムズ・ロット(主人公含むが住んでいる街、旧ニューヨーク)は日常茶飯事だから、たくさん死んでも気にされない。んなことよりも戦場参加を惜しまない作者の姿勢が好き(基本ドリームマッチ)。

ドリームマッチはまだまだ続きそう。

 

GROUNDLESS(グランドレス)9

やっとこさ最新刊。本格ミリタリー漫画グランドレス。

作者が遅筆というか、色々と精神的に大変な人なので、前巻から1年半年以上かかったらしい。でも冨樫はもうすぐ2年だから、んなことは気にしない。

しかし今回も話が良く出来ている。こんたびのミッションはシュバーハン(本作イケメン枠だが作者の意向により不必然なお笑いキャラへ昇華)の故郷というか実家のあるミャビヤムの牧草地帯。んでダシア自警団に配属されていた戦車隊(元々は島軍配備)の裏切りにより、解放軍が占拠してしまう。

色々な思惑があるが戦争という非情な現実。生きていくよりも大事なことがあるんであろう。死に際が一番輝いているという皮肉な描写が心に打つ。

次作を楽しみに待っています。いつか良いかたちが生まれますように

 

 

GROUNDLESS(グランドレス)8

ネットでマイペース連載中のグランドレス。知るシトぞ知る本格ミリタリー漫画。

解放軍の張った陣を(なんとか)死者なく突破できたダシア自警団(島軍)。次の戦場は、要塞化された敵陣地の制圧。島軍としては圧倒的な力差があるので勝ってあたりまえ。軍離反したものたちの土産武器を全てもってしても戦力に差がありすぎる。島軍も負けて当たり前な戦術(これは興味深い)。なお今回島側は飛行機も参戦してた。
またまた楽しい。前回は戦争時の判断判断が主だったけれど、今回はこれに政治的意図や心情の動き(思い出や生い立ち)が加わり情報過多。大陸側の解放軍支援は歴史的に必然ながら、実際に住んでいる人の事を思うと泣けてくるな。
解放軍の盟主、リビンダ・ジョボビッチはこの巻で卒業…

GROUNDLESS(グランドレス)7

ネットでマイペース連載中のグランドレス。知るシトぞ知る本格ミリタリー漫画。

地味なカゲリザカ編からの新シリーズ。活躍しすぎたダシア自警団に懸念を抱く島上層部により危険な任務に就かせるようだ
しかし活躍はしてないと思う…。活躍する流れにするのは前のカゲリザカ編にするべきなんだがたぶん作者が壊れた。これを提言した小将が優秀であるとして話を進めたな…
しかしダシア自警団が脅威になる話はいずれ出てくる話。無理矢理感はあるけど流れ的には正しい。
解放軍が囲った陣を、なんでか兵站少ない島軍側が攻撃する。解放側の陣は迫撃砲あるので着地点がわかれば一斉攻撃も可能。島軍引けないし、行くしかないの絶体絶命。
超絶楽しい。生死を分ける判断が連続が求められる。まさに判断!判断!判断!の戦争さながら。その分情報量が多くなるので読む人を選んでしまうけれどね。
 
 

GROUNDLESS(グランドレス)6

ネットでマイペース連載中のグランドレス。知るシトぞ知る本格ミリタリー漫画。

絵の好みが別れること、話が難解(とにかく色んな要素、思惑が複雑に混じり合うストーリー)、ギャグ要素が寒いと言う売れない要素の詰まった本作。

3巻までは狙撃手の話がメインだったので複雑さの中に爽快さがあるんだけど、4〜6巻のカゲリザカ編(街の名前)は地味すぐる。島軍と解放市民隊の社会的な小康状態があり、最終的には均衡の崩れて戦乱状態になるのだが、始めから最後まで地味。華といえば戦車隊の裏切りと、ソフィアとモンドのイチャコラくらい。

 あと、たまに戦闘チートキャラが場を乱すのだが…

 

 

社畜!修羅コーサク

課長島耕作シリーズオマージュ作品。修羅の国「墓多」に左遷されたサラリーマン。役職は社畜。そんなコーサクのギャグ物語。

あのー、私の母方の田舎、墓多にちょー近いんですけれど…。木にパイナップル(手榴弾)が生っていたっけ?タイフーンでわらすぼ(佐賀)が飛んでくるんだっけ?予想はしていたが印象悪すぎて少し心を痛める。

基本は社畜ネタギャグなんだけれど、墓多ネタも多く、片方が滑りすぎるときは、片方がキチンとするような意外と堅い作り。

個人的には、本州からの供給の切れたカントリーマウムネタと、ボッシュートのコラーゲンネタが笑ってしもうた。笑ったしまったから負けよね。良作。

あと部署のOL紹介が何か何でか良かった。