クスリジャンキーこと猫猫(マオマオ)の漫画2作目
今作も展開早く、伏線もあり、楽しみな創り。
年2回しかない宮中行事「園遊会」から始まる。
上級妃2人に可愛がられいる猫猫は、行事の参加(毒味役だが)が認められる。
もちろん上級妃「玉葉妃」の侍女なので、おめかしされる猫猫。
おめかしのせいで猫猫と気づけないものも居て、次エピソードの里帰りに繋がるのだが、
それよりも化粧のくだりで、猫猫の人物像が掘り下げられるのが見もの。
また、食事に毒が入っていたので(もち猫猫が発見)、宮中内の大きな陰謀が伏線される。
巻末に書き下ろし番外編(原作小説の方)が掲載されていた。花街時代の猫猫の話。