セーラーゾンビ(廉価版)
AKBドラマのメディアミックス。映像は観ていない。この漫画で初体験。
まず、セーラーゾンビというタイトルに一言。女子高生なだけでセーラー服の要素があまりにない!
主人公舞子はアイドル(になりたい)同好会に所属していて、文化祭出し物のアイドルカフェようこそとか書いてあるTシャツ着ている。んでTシャツじゃ寒いからダウンジャケット羽織って、下はスカートとジャージ。忘れちゃならないのは弓持っている(弓道部設定)。てかマタギか!
ゾンビホラー好きに、セーラー服好きな人がどれだけいるか分からないけれど、まずは手にとってもらえないとね…。んロボット山田の表紙は手に取るのか…。でも読み応えあったよ。読ませる力はあった。
世界観は、なんでかいきなりゾンビに汚染する世界。生き残った人はとりあえず女子高生(他にもいるがほぼ出番なし、ストーリー上大変重要なロボット山田とホラ吹きタクローは例外)。そのため、学校内が安全地帯となる。
ゾンビに怯えながらも女子高生らしい生活を送れていたが、そんな生活も先が見えてきた矢先にゾンビの感情を操作できる曲が発見された。これを探しに学校から出ることから基本ストーリーが始まる。途中ゾンビに襲われ学校に戻れることが絶望的になったり、曲の歌い手(タクローの妹なんだが)に会えたり、曲の副作用あってしまったり、学校に戻れたら美少女が恐怖統制していたりと、流れよく進む。そして先述した通り読ませる力があった。
でも何でだろう?登場人物の行動理由がわからない部分が多々あった。いつもはそんなこと漫画を読むにあたり気にしないんだけれど今作は多すぎて、すごく気になってしまった。大きくはタクロー、次点で恐怖統制の美少女。
関係ないけれど、扉絵かわいい。ゾンビな世界じゃなかったら、こんなこともあったのかな?みたいな絵。